シンポジウムシリーズNo.79「診断・治療システムにおける化学工学」
(H18.7.11)


シンポジウムシリーズNo.79「診断・治療システムにおける化学工学」の発行および販売に関して

 表記シンポジウムシリーズが,バイオ部会・メディカル分野専門分科会から,さる1月に発行されました.皆様から後述のような合計24 編のご寄稿をいただきました.また東條先生に冒頭言を執筆していただきました.おかげさまで最近のメディカル関連の研究成果を一覧できるものとなっております.メディカル専門分科会の幹事の酒井康行から直接販売いたします.一部3000 円となっておりますので,別途メールにてお申込み下さい(sakakyas@iis.u-tokyo.ac.jp).

シンポジウムシリーズNo.79「診断・治療システムにおける化学工学」
 
《 目 次 》
 
第1部 「ドラッグデリバリーシステム」
1.1 生物機能模倣とDDS 開発への応用 東條角治(九州工業大学)
1.2 リポソームによるがん治療 市原英明(崇城大学)ら
1.3 多孔性無機粒子を利用した経口用インスリン製剤の開発 通阪栄一(大分大学)ら
1.4 新規経口型ジクロフェナック製剤の開発 朴洪宇(九州大学)ら
1.5 機能重量化ポリ乳酸マイクロカプセル製剤の創製 西野悟(奈良工業高等専門学校)ら
1.6 分散型マトリクスDDS 製剤からの薬物放出モデル 森大輔(九州工業大学)ら
1.7 数学モデルを用いた大型分子の経皮吸収メカニズムの考察 宮城孝満(九州工業大学)ら
1.8 生分解性DDS からの薬物放出におよぼす超音波の影響 佐古信朋(九州工業大学)ら
1.9 マイクロノズルアレイを用いたアルギン酸カルシウムビーズの粒径制御 杉浦慎治(食品総合研究所)ら
1.10 熱誘起相分離法を用いた生分解性多孔質体の作製 田中孝明(新潟大学)ら
 
第2部 「組織工学―組織の機能・形態の模倣―」
2.1 生体膜機能の抽出と模倣 山下明泰(湘南工科大学)
2.2 Origami を使った細胞の三次元パターニング 新海政重(東京大学)ら
2.3 磁性ナノ粒子を用いた管状組織の構築 伊野浩介(名古屋大学)ら
2.4 抗体結合型マグネトリポソームを用いた間葉系幹細胞の濃縮培養法 清水一憲(名古屋大学)ら
2.5 培養系における緻密な血管網の構築 武井孝行(九州大学)ら
 
第3部 「臓器・器官の再建と補助」
3.1 オルガノイド培養を利用したハイブリッド型人工肝臓の開発 青木健太朗(九州大学)ら
3.2 ラット胎児肝細胞の三次元培養系による肝分化誘導における各種液性因子の効果 花田三四郎(東京大学)ら
3.3 ポリ乳酸担体を用いたブタ胎児肝細胞の三次元培養 黄紅雲(東京大学)ら
3.4 骨肉腫細胞を用いたゼラチン・ヒドロキシアパタイトハイブリッドの調製 高岸克行(東京大学)ら
3.5 代謝測定に用いる人工呼吸器用小型混合槽内部の流動特性 長尾丞真(湘南工科大学)ら
 
第4部 「新しい解析・評価法の開発」
4.1 ナノパーティクルを用いたアフィニティーキャピラリー電気泳動法による特定遺伝子の新規な検出手法の開発 足立賢(早稲田大学)ら
4.2 Fuzzy k-means 法によるDNA マイクロアレイデータのクラスタリング 有馬千夏(九州大学)ら
4.3 リポソームを利用したマイクロバイオリアクションシステムの構築に向けた基礎技術の開発 市川創作(筑波大学)
4.4 抗癌剤スクリーニングのための新しいバイオアッセイ系について 村上浩子(横浜国立大学)ら



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