Or2セミナー 「ディスポーザの管理型適正普及に向けた今後の展望」


(財)有機質資源再生センター

 生ごみを発生場所で粉砕し、排水配管に流すディスポーザが、専用の排水処理槽付きシステムとして大都市圏の集合住宅を中心に急速に普及し始めています。さらに、ディスポーザ排水を直接下水道、集落排水処理施設等に流すディスポーザ単体の設置についても、自治体を中心に社会実験が進められ、さらに、ディスポーザ対応浄化槽が開発発売されるなど、種々の形態でのディスポーザの普及が始まろうとしています。当財団では、有機質資源のリサイクル推進の一環として、ディスポーザを有機質資源(バイオマス)の選択回収ツールと位置づけ、循環型社会形成推進に資する住宅設備、衛生設備としての適正普及のあり方の検討を進めて参りました。
 そこで、これらの一端をご紹介し、今後のディスポーザの適正普及の方向性を議論するセミナーを企画いたしました。関係各位におかれましては、ふるってご参加いただき、活発な議論、意見交換ができればと存じます。


主催:

有機質資源再生センター

協賛:

浄化槽システム協会、化学工学会関東支部、化学工学会バイオ部会


日 時: 2006年7月7日(金) 10:00〜16:15
場 所:

早稲田大学 大久保キャンパス 55号館S棟2階第4会議室
(〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1)

参加費:

財団会員、公共団体職員:10,000円/協賛団体会員:15,000円/非会員:20,000円

申込方法:

参加申し込み用紙[pdfファイル]に記入の上、FAXまたはメールにてお申し込み下さい。
折り返し(財)有機質資源再生センター事務局より参加証と会費請求書をご連絡先まで返送させていただきます。
参加証をお持ちいただき、セミナーにご出席ください。

申込先:

(財)有機質資源再生センター事務局
TEL/FAX: 03-3204-1263,E-mail: oror@or2.or.jp

 プログラム
1. 基調講演 10:00-11:00
生活系排水・廃棄物の処理動向を踏まえたディスポーザの管理型適正普及のあり方
(独)国立環境研究所バイオエコ技術研究室 室長:稲森悠平氏
2.

適合評価機関からみたシステム普及の課題と今後の方向性

11:00-11:30
ディスポーザ適正利用技術の標準展開の重要性
(財)茨城県薬剤師会公衆衛生検査センター 主任研究員:山崎宏史氏
3. 普及状況からみた課題と今後の方向性 11:30-12:00

ディスポーザ排水処理システムのユーザー評価と採用実績からみたディスポーザの普及予測

(NPO)生ごみ処理システム協会 常務理事:清水康利氏
4. 社会・環境影響評価からみた方向性 13:00-13:30

環境影響・社会影響の視点からみたディスポーザの適正普及形態

(財)有機質資源再生センター循環型社会研究所 主任研究員:豊貞佳奈子氏
5.

下水道直接放流の方向性

13:30-14:30

北海道歌登町でのディスポーザ排水直接放流社会実験の結果と今後の方向性

講師依頼中
6. 農業集落排水施設におけるディスポーザ適用の結果報告 14:45-15:15
ディスポーザ利用研究会による農業集落排水施設におけるディスポーザ適用の実地調査報告
(社)地域資源循環技術センター地域資源循環研究所総括研究員 佐藤進氏
7. 浄化槽でのディスポーザの方向性 15:15-15:45
ディスポーザ対応浄化槽の概要と今後の普及展開の方向性
(社)浄化槽システム協会技術委員会 副委員長:古市昌浩氏
8. 総合討論 1545-16:15


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